広報白河 2016.3.1(H28) 広報白河 2016.3.1(H28)
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まち
Topics
まちの話題やイベント
を皆さんに
交通時間の短縮などに期待
歴史ある土地を寄贈
4車線化を祝う
2月10日、高山から三番町までを東西に横断する、 都市計画道路西郷搦目線(登町工区)の開通式が行 われ、関係者と地域住民が完成を祝いました。 式では、鈴木市長が「今後も街路の整備など、住 みよい白河をつくるために頑張りたい」とあいさつ しました。
今回開通した登町工区は、中心市街地と新白河 地域を結ぶ668m。交通時間が短縮されるとともに、 周辺の土地利用促進が期待されています。
1月21日、中央精機㈱から同社が所有していた稲 荷山の土地2筆が市に寄贈されました。この土地は、 戊辰戦争の「白河口の戦い」で激戦地になった九番 町西裏にある5,146㎡で、同社の創業者である堀ほ っ た田 節せ つ夫おさんの遺志に基づき、創業60周年記念事業の一 環として贈られたものです。
鈴木市長は「堀田さんの情熱を受け継ぎ、歴史あ
る土地をPRして後世に伝えていきたい」と話し、新に い
川か わ雅ま さ ゆ き幸社長に感謝状を贈呈しました。
2月4日、りぶらん(道場小路)で、「一般国道4号白河拡幅事業完成式」が
行われました。拡幅事業は、西郷村小田倉原中から本市薄葉までの約5.2㎞間で 進められ、昨年12月17日から4車線で供用が開始されました。
オープニングでは、鈴木市長をはじめとする関係者が、白河カトリック幼稚 園の園児たちと一緒にくす玉開きをし、完成を祝いました。続いて、川か わ た き瀧弘ひ ろ ゆ き之
国土交通省東北地方整備局長による、「東北地方整備局の最近の話題」と題した
講演が開催されたほか、若わ か い井正しょういち一日本大学名誉教授をコーディネーターに迎え、 4人のパネラーと「“みち”が紡ぐ魅力ある県南地方とレガシーの時代」をテー マに、パネルディスカッションを行いました。
Topic of town {写真で紹介する、今「旬」な話題です}
話 題
まちの
西
郷搦目線(登町工区)開通式
中
央精機㈱に感謝状を贈呈
▲パネルディスカッションの様子 ▲くす玉を割り、完成を喜ぶ
参加者
原田さんの世界観に触れる
創作のポイントを紹介
2月6日、りぶらん(道場小路)で、「楽園のカン
ヴァス」などの著者で、多彩な経歴を持つ作家、原は ら
田だマハさんを招き、「人生の宝物 私が出会った文学
とアート」と題した講演会が行われました。
原田さんは作家としてデビューするまでに出会っ た数々の文学作品やアート、これから発刊されるピ カソを主題とした新作について話しました。
会場に詰めかけた200人の聴衆は、原田さんの世 界観に耳を傾けていました。
2月7日、白河信用金庫西支店新白信ビル(立石)
で、「第21回中山義秀文学賞贈呈式・受賞記念講演会」
が行われ、受賞作「沙羅沙羅越え」の作者、風野 真知雄さんに賞状と副賞が手渡されました。
贈呈式後の記念講演会では、風野さんが「人は皆、 負けいくさ」をテーマに、創作する際のポイント
として、「異様な状況」や「関係ない物の組み合わせ」
に着目していることを話しました。講演会後のサイ ン会には、多くの来場者が列を作りました。
市
立図書館利用促進講演会
第
21回中山義秀文学賞贈呈式・受賞記念講演会
▲熱心に聞き入る参加者
▲講演をする風野さん
▲園児たちを前にテープカットをする関係者 ▲鈴木市長に目録を手渡す新川社長(右)